製造(プレカット)

PROFILE

製造(プレカット)
生産本部 小名浜工場
製造課 課長
飯島 勇太
2001年入社
奥が深い仕事です。
職人的に技能を高めたい人に
向いていると思います。
工場内のプレカット加工機すべてを担当しました。
子どもの頃からモノづくりに興味があり、将来の進路も漠然と「建築関係に進みたい」という思いをもっていました。当社に入社した1年目は資材課で、受入、検査などを行い、2年目から製造課へ異動になりました。ちょうど構造プレカット加工機を新設するタイミングで、当時の工場長から担当を任されました。まだ新人でしたから自分でも驚きましたが、「期待しているから頑張れ」の言葉に励まされ、がむしゃらに取り組みました。その加工機をスタートに、10数年の間に小名浜工場にあるプレカット加工機すべてを担当してきました。

現場での「納まり」を意識した仕事を指導しています。
製造課の課長を任されたのは6年前です。現在は若手スタッフの育成もあり現場にいることが多いですね。加工機の操作を覚えるのはそうむずかしいことではないと思いますが、そこに付随する仕事にむずかしさがあるんです。たとえば住宅の構造材、羽柄材には加工における標準的な寸法が決まっていて、CADチームのデータがそれに基づいているか確認も必要です。また加工精度が建物の「納まり」に合っているかの判断も大切です。現場での納まりを意識するのは一朝一夕ではいきません。経験がモノをいうので、粘り強く繰り返し指導することが大切です。



新しいことに挑戦する姿勢をもった方を歓迎します。
工場は若い人が増えて、コミュニケーションもとれ風通しの良い職場になっています。指導の成果が表れて、若手スタッフの成長が感じられるときは嬉しいですね。私もそうでしたが、建築が好きでプレカットに面白味を感じられれば、どんどん伸びていけると思います。知らないことが出てきても好奇心をもって調べたり聞いたりして,新しいことを身に付けていく姿勢がある人を迎え入れたいですね。


職人的に技能を高めていく、奥が深い仕事でもあります。
当社の加工精度の安定性には自負がありますし、木造非住宅のプレカット加工ができることも強みなので、そのあたりはもっとアピールして伸ばしていきたいです。今後の目標としてはスタッフの力量を上げて、私が現場にいなくても回っていけるようにしたいですし、私自身も建築についてもっと知識を深めていきたいです。たとえば納まりについて指導する立場にいますが、私自身すべてを理解しているかと言えばまだまだです。それだけ奥が深いし、その分面白さも感じられる世界です。職人的に技能を高めてきたい人にとって向いていると思います。

