営業
PROFILE
営業
営業本部 第二営業部
開発営業所 部長
渋谷 壮
2006年入社
五年間やって
達成感にはほど遠い。
新しい市場にもっと
果敢に攻めていきたい。
プレカット設計を経て営業へ異動になりました。
14年前、アパレル業界から転職しました。父が設計士であり、建築は身近なものでしたが高校卒業時はまったく違う道に進みました。20代半ばを前に、どうしても建築をやりたい、という思いが抑えきれなくなって、CADのスクールに通い転職先を探しました。経験も知識もなかったので、うまく事が進まないなかで出会ったのが当社でした。入社から9年間はプレカット設計課に所属していましたが5年前、恒栄資材と合併したことで転機が訪れました。社長から「営業をやってみないか」と声をかけられたのです。自分としては設計の経験を活かし、新しい分野でチャレンジできるという思いがあったので、異動は素直に嬉しかったです。
倉庫や各種施設といった非住宅案件を担当します。
当社には一般住宅のプレカット加工を受注する営業部門がありますが、私が任されている開発営業の役割は、木造非住宅といわれる倉庫や幼稚園、福祉施設などの特殊案件の市場開拓です。今後、住宅の着工件数が縮小していくなかで新しい市場を獲得する、グループの戦略部隊的な存在です。新規参入の市場ですから、当初はなかなか苦労しましたが、設計の経験をもとに、引き合いのある物件の商談で、プレカットの対応力、加工の難易度、コストの見当など話を詰められることを一つの強みに、年々受注棟数を増やしてきました。昨年は一つの目標だった東京オリンピック関連の施設の仕事にも携わることができました。
グループの柱となるよういっそう市場拡大に努めます。
「非住宅の分野を伸ばす」のはグループ間の共通認識で、設計課や小名浜工場ならびに恒栄ホームも含めて連携も生まれていますが、まだまだこれからの部門です。今後のテーマは市場拡大と安定化ですね。特殊案件の仕事量を安定化させ、専属の設計、生産ラインをつくっていけるように体制を整えなければいけないと思っています。特殊案件は、一件一件違うので、苦労も多いのですが、面白くてやりがいも大きく、できあがったときの達成感も格別です。グループ内でひとつの柱として成長させていく部門である自覚をいっそう持って市場拡大に努めたいと思います。